トップページにも書きましたが、3週間前の今日。
私たちの平飼いの鶏舎に、土砂が流れこみ、鶏舎が被災しました。
一報を受けた瞬間の、冷たい空気が全身を駆け巡ったような感覚が今でも残ります。
たまご農家の六次化を目指して、今年入社したばかりの飼育員にとっては衝撃的な出来事でした。
幸いなことに多くの鶏は無事でした。
ただ、4棟のうち2棟の鶏舎は、道も寸断されていたため
鶏舎から車両があるところまで鶏を移動させるのも大きな困難が予想されました。
それから約2週間。
毎日毎日多くの方が来てくださいました。
足場の悪い液状化した汚泥の中、鶏を捕まえては、空いていたケージの鶏舎に移動。
再開不可能となってしまった鶏舎から、全ての鶏の搬出作業が終わるまで、
本当に多くの方々にお手伝いいただきました。
最後は役目を終えたとはいえ、まだ汚泥が残る鶏舎に発酵・消臭効果のあるEM菌をかけてもらいました。
飼育員は思いました。
こんなに多くの人にお手伝いいただいたのだからこそ
前を向いていかにゃいかん。
頑張ってね~!とかけてくれた声と
たくさんの汗を無駄にしないよう。
感謝の気持ちを忘れないように
前を向いて突き進んでいこうじゃないかと決心。
飼育員。ブログ始めます。
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