平飼い鶏舎(旧被災鶏舎)


平飼い鶏舎に関するお知らせ

2014年8月17日未明。

平飼い鶏舎に多くの土砂が流れ込みました。

 

まず初めに私たちがしなければならないことは、生き残った鶏を移動させることでした。

幸いにも高い場所にある止まり木や巣箱の上などに避難していて多くの鶏が無事。

また、ケージ飼いの鶏舎に空きがあったことで、移動計画はすぐに決まりました。

ですが、鶏舎の中には、前に進むことが困難なほどの泥がたまり、鶏舎までの道が寸断されているため、その作業は困難を極めました。

 

それでも多くの方のご協力により、被害にあった鶏も含めて全ての鶏を空いていたケージ鶏舎に移動することができました。

本当に本当にお手伝いいただいた方々に感謝いたしております。

 

ただ、平飼いの鶏舎の再開は不可能となってしまいました。

これまでご注文いただいた方には大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

またいつかどこかで平飼い養鶏を出来ることを願いながら、頑張っていきたいと思います。

高い場所に避難する鶏たち
高い場所に避難する鶏たち
道が壊れている箇所は、一輪車にて移動
道が壊れている箇所は、一輪車にて移動

泥をかぶってしまった鶏
泥をかぶってしまった鶏
泥を洗って、ケージに移動する作業
泥を洗って、ケージに移動する作業


平飼い鶏舎

丹波市市島町の豊かな自然の中に建つ4棟の平飼い鶏舎。

坪あたり8羽から12羽までのゆったりとした環境で育てています。

 

丹波市内にかつて多くあった個人養鶏の多くは姿を消し、養鶏業の大規模化、機械化が進む中、中規模の養鶏農家も次々と廃業に追い込まれています。「地元の養鶏業を守りたい」という想いから、芦田ポートリーでは、廃業した養鶏場のあとを後継。老朽化した鶏舎ですが、修理しながら必死になって皆様に「美味しい!」と言っていただける卵を生産しようと頑張っています。


砂遊びしたり、昼寝をしたり…。
砂遊びしたり、昼寝をしたり…。
ボリスブラウンという鶏種。大人しいです。
ボリスブラウンという鶏種。大人しいです。